もう20年くらい前でしょうか、沖縄で国際交流のシンポジウムがあって参加しました。当時、地方の時代ということが言われ始めたころで、全国規模でこの種のシンポジウムが開催された初期のことだったと思います。
那覇空港に初めて降り立って、まず驚いたのはおばあちゃんたちの会話がまったく聞き取れなかったこと。まるで外国語のようでした。それと基地の中にまちがある、そんなイメージでしたね。与那国島の銘酒「どなん」を頼まれて買ってきたような記憶があります。
プライベートの旅行も含め、沖縄は4回目となります。それも今回は、かっこよくいうと講演旅行なのです。7月4日に沖縄商工会議所主催のシンポジウム「ミュージックタウン・シンポジウム inコザ」があり、基調講演とパネルディスカッションのコーディネーターを務めることになりました。
コザでは音楽のよるまちづくりの一環として「音楽市場」プロジェクトを推進しているということ。浜松商工会議所のM課長に電話があって、「松尾さんがいいでしょう」となったらしい。人前で話すことは嫌いではないので、「私でよければ」とお引き受けした次第。
パネルディスカッションのパネリスト5人のうち、音楽関係者が3人。りんけんバンドのリーダー照屋林賢さんもその一人。実は音楽を聴いたことがないので、早速、CDをレンタルし聞いております。THE BOOMの「島唄」、喜納昌吉の「花」なども好きなのですが…。沖縄音階といわれるものが、沖縄独特の魅力となっている。
今回は嘉手納基地の内部や沖縄市内のライブハウスをご案内してくれるというので、今から楽しみです。そう、お土産として、安陪首相が着用しているような「かりゆしウエア」を探してみようかなと思っています。