8月の26日、27日の両日、浜名湖ガーデンパークで「夢人島Fes. 2006」があったことはほとんどの方がご存知でしょう。サザンオールスターズの桑田佳祐が呼びかけ、ゲストとしてGLAYやMr.Childrenなどが参加し、まさにプラチナ・チケットとなった。
職場へは「チケットを何とかならないか」といったものから、「ライブに行くが、宿がないか」という電話がたくさん入りました。一回で6万人、それが二日間。チケットが1万2千円といいますから、売り上げがいくらかになるのか分かりますね。ざっと、15億円ですか。
拙宅から会場へは車で5分ほどの距離。妻と二人で夕涼みがてら出掛けると、会場を取り囲む道路沿いに人がびっしり。3千人はくだらないでしょう。ステージは見えませんが、音楽は聞こえます。
8年前にも浜名湖の渚園でサザンのコンサートがありましたので、今回で2回目。前回のステージで、桑田佳祐が「浜名湖へ来たのですから、うなぎを食べましょう」とやったらしいのです。翌日、JR浜松駅の観光インフォメーションセンターへは「うなぎ店はどこにあるのか」と殺到したという話を今も覚えています。
浜松から車で30分(高速利用)ほどの掛川市の「つま恋」では、余韻が覚めやらぬ9月の23日に吉田拓郎と「かぐや姫」の野外コンサート。31年前に、5万人のファンを全国から集めた伝説的なライブの再現。約三万枚のチケットが発売初日に完売したというから、こちらもすごい。
この二つのコンサートへ、全国からのべ15万人もの人がやってきてくれたことになります。観光交流人口を増やすことがミッションであるビューローにとって、こんなありがたいことはありません。浜名湖ガーデンパーク所長のKさんがあいさつに見えたので、「できれば年2、3回くらいやってくださいよ」とお願いしたところ、彼いわく「勘弁してよ。身体がこわれてしまう」とのこと。
たまにはギターを取り出して、昔のフォークソングでも歌ってみようかなどと思っているこのごろです。