浜松まつりが近づいてきました。年明け早々から血が騒いでいた方も多いことでしょう。
浜松まつりは、四つの団体により主催されています。浜松市、浜松市自治会連合会、浜松商工会議所、そして当ビューローです。このまつり3日間(5月3日~5日)の人出数は約150万人で、ゴールデンウィーク中のイベントとしては、「博多どんたく」や広島の「フラワーフェスティバル」などに続くもの。
まつりを盛り上げるために、市の法被の意匠と同じものを発注し、今週の月曜日からスタッフに執務中に着てもらっています。マスコミに取材を依頼し、静岡新聞と中日新聞に記事を書いてもらいました。ビューローの使命は、まつりに限らずどんどん情報発信していくこと。野球でしたら1点を守るのではなく、1点をとりにいく姿勢が大事と心得ています。
ところで、一昨年の11月、国際課長としてブラジルに出張しました。メインのミッションは、ブラジル領事館を浜松に誘致すること。2万1千人の署名をもってブラジル外務省を訪問。リオデジャネイロでは、ブラジルの小どもたちの教育のためにリオ大学との連携により、教員を派遣してもらうことを要請し協力をとりつけました。3番目が、リオでの凧揚げの披露の話。
1908年6月18日、神戸港を出航した笠戸丸が52日間かけてブラジルのサントス港に入港しました。これが日本からのブラジル移民第一号となります。2年後の2008年には、移民百周年の記念イベントが日伯政府をあげて盛大に計画されており、リオでの記念行事に浜松の凧揚げはどうかとの打診をうけたのです。そのときは、青森の「ねぶた」も候補にあがっているとのことでした。
事務局へ旅行会社から出向してくれている2人の部長は、「セントレア(中部国際空港)からチャーター機を飛ばしましょうよ」と。サンパウロまで約24時間のフライトとなりますが、凧好きな皆さん、ぜひリオの青空に浜松の凧をひるがえらせましょう。日本から皇室関係者もご臨席されることになっています。
2年後の本番に備えて、このプロジェクトの仕掛け人として今年のまつりが終わり次第、関係の皆さんと準備を進めていきます。
蛇足ながら、私の誕生日は5月5日、根っからの「まつり男」なのです。